文字の歴史 1 文字の歴史 2 / 漢字の成り立ち 1 漢字の成り立ち 2
エピソード1・王羲之(おうぎし) / エピソード2・三蔵法師
ひらがな、カタカナ
私は子供の頃から歴史が大好きで古代エジプトの文字や中国の殷時代、亀の甲や獣の骨に刻んだ甲骨文字(甲骨文)をみると胸をときめかせながら古代に生きた人々に思いをはせるのでした。たくさんの考古学者が研究対象として古代文字の解明に時間をかけてきてその結果そこから暮らしぶりやさまざまな人間の姿がうきぼりにされてきています。文字は紀元前4000年にメソポタミアでそして、その後エジプトに生まれたといわれています。
メソポタミアの最古の文字はBC3100年頃の大都市シュメールの人々が財産を記録するための絵文字です。穀物などの荷札に描かれています。メソポタミアには豊富にあった粘土をつかって板を作りそれに記していました。記録の必要性から文字がうまれたのでした。その後、絵文字は縦書きから横書きへと変わり速さ、書きやすさを重視した楔形文字ができあがり、その後2500年におよぶメソポタミア文明を記してきたのです。BC2100年ごろにはウルの王ウル・ナンムの作った成文法典が公布され、それから約300年後には有名なハンムラビ法典もできてきました。いろいろな犯罪に対しての罰が決められていて、「目には目を」が知られてはいますが、その他、おそろしいのが、たくさんあります。大工さんが欠陥住宅を作ったため人が死んだ場合も、死刑なのです。その他、こまかく決められているのです。こうして楔形文字はBC15世紀にはメソポタミアだけではなく、エジプト、シリアパレスティナでも使われるようになり古代の世界での重要性はとても大きなものでした。メソポタミアの文明のなかで特に私が興味ひかれるのに文学があります。本を読むのが大好きな私ですが、BC27 世紀ごろのウルクの王、ギルガメッシュの生涯を描いたギルガメッシュ叙事詩は読むたび感動してしまいます。世界最古の物語といわれているギルガメッシュ叙事詩には「永遠の命をもとめてさまようのではなく、子供を見守れ、妻を楽しませよ」という1節があり、身近に幸せを見いだせない現代人を感じたりもします。








